Profile

亀川博道

亀川 博道

Hiromichi Kamekawa

神戸大学文学部日本史科卒業後、中学、高校の教職に就く。

1981年

故播磨満庸(大島安治)師について、面打ちを始める。

1983年

この年より2年毎の門下生による関西面友会展に出品。

1991年

県立加古川西高校を定年退職。

1994年

美術団体「新構造社」展(工芸展)に出品し始める。平成10年「蝉丸」が奨励賞を受賞し、平成11年に会友に、平成13年準会員を経て15年6月に会員になる。

1998年

福井県池田町の「能面・能楽祭」能面公募で「増女」が佳作、「鷹」が入選。

2000年

大阪城薪能20周年記念新作能「大阪城」の為の淀君用面(創作面)コンクールで前シテ用面が優秀賞受賞。

2001年

横浜能楽堂開館5周年記念「能・狂言面大賞21、この面で舞いたい」コンクールに「小面(雪型)」が大賞受賞。観世流能楽師、梅若六郎師によって「松風」のシテ面に使用される。

2003年

百面達成及び古希記念の能面個展 。(明石市立文化博物館)

2003・2004年

バルセロナ国際ビエンナーレ展(スペイン)に出展。

2004年

「美と創造の夜明け」展(横浜赤レンガ倉庫)に出展

「生々流転」(能面に見る女の一生)「萬媚」「深井」「老女」

2005年

小著「Noh-Mask The Trad 能面 亀川博道」を出版。

美研インターナショナル

2005年

箱根アートフェスティバル(箱根彫刻の森美術館)に出展。

「能面曼荼羅(その1)」「十六」「重荷悪尉」「小面」「般若」「釈迦」

2005年

日韓友情2005 日韓現代芸術祭 “駆け抜けるアジア展”に出展。

「能面曼荼羅(その1)」「十六」「重荷悪尉」「小面」「般若」「釈迦」

2005年

国民文化祭 能面・能楽祭、現代能面作家展に出展。

「小面」「若女」「増女」「蝉丸」「小獅子」

2006年

エクス・アン・プロヴァンス(フランス)芸術祭「美の源泉展」に出展。

「能面曼荼羅(その2)」「白般若」「雪小面」「大癋見」「中将」「翁」

2006年

サンクトペテルブルク(ロシア)国際芸術祭「白夜の未来遺産展」に出展

「能面曼荼羅(その2)」「白般若」「雪小面」「大癋見」「中将」「翁」

2006年

新作能面公募展に併設の“現代能面作家展”に出展

「不動」

2006年

“第12回 日本の美術 アートアカデミージャパン展”出展(東京銀座画廊・美術館)

「能面曼荼羅(その3)」「蝉丸」「重荷悪尉」「般若」「若女」「釈迦」

2008年

加古川市立松風ギャラリーにて個展

2017年

「小面(雲型その2)」- 能「東北(とうぼく)」一部実演に使用 (松野浩行師)

2020年

「大癋見」- 能「車僧(くるまぞう)」一部実演に使用予定も、コロナ渦の為中止 (河村浩太郎師)

Other Awards received

1996年

豊中島熊山能面祭 「痩男」奨励賞

2006年

福島県池田町能面能楽の郷公募展 「深井(月型)」佳作 「深井(白)」入選
「猿(狂言面)」実行委員会特別賞

2009年

金沢能楽・武術美術館 現代能面美術展 「小癋見」入選

2009年

豊中島熊山能面祭 「小牛尉」優秀賞

2010年

福島県池田町能面能楽の郷公募展 「景清(その1)」入選

2012年

豊中島熊山能面祭 「孫次郎」奨励賞

2012年

名古屋能楽堂公募展 「深井(古式)」優秀賞

2017年

大津伝統芸能会館公募展 「小面(雪型その2)」京都新聞社賞

2017年

豊中島熊山能面祭 「増女」奨励賞 「顰<しかみ>」「萬媚」「空吹<うそぶき>※狂言面」一次審査通過

2019年

大津伝統芸能会館公募展 「朝倉尉」審査員賞 「大癋見」佳作

2020年

豊中島熊山能面祭 「生成(2)」「真蛇」一次審査推薦

Affiliation: 関西面友会播磨加古川支部会員、新構造社工芸部会員(高齢の為 現在は退会)

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八百年の時を経て

伝承される

幽玄の芸術世界。

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