翁系面についで比較的早い時期に創作され、 現在のような形式に整えられたといわれています。 この系の面は白眼全体や歯列に大きな金色の金具(金冠) をつけるのが一般的で、 それで怒りや強さを一層強烈にし、神威を示しています。 又、鬼と言えば角が常識ですが、鬼神面には角が無く、 仁王様のように口を大きく開けた阿形と、 口を真一文字に結んだ吽形の二様に作られます。