目出たい曲の高砂の主人公、尉と姥、俗称“じょうとんば”の老女です。普通の年老いた女性ではなく神性を持った老女、老女神の化身です。ですから盲目の人ではないのに目が全体に細くくり抜かれています。これは神としての翁系の諸面と同じく神的性格を持つことを意味しています。